変わりなし(ドンメ日誌13)

元野犬のドンメが来て8週終了。
というものの特記事項なし!って感じです。
いつものように自分の場所で過ごしています。

お盆ですんでね、
数日前に教え子たち数人が我が家に集まりました。

そのうちの一人が「ダブ」という名の13歳になる犬を飼っているんですが、
(これがまーかわいい子で、遊びに行ってはデレデレしてました)
何と北見の保健所からもらってきていたんだそう。
何度も会っていますが、
保健所出身だとは全然知りませんでした。

13年前の保健所の動物の様子を聞きまして
はー、時代は変わったなと。

①収容期限まであと二日だったらしく、
係の女性が
「あと2日で奥のガス室送りなのよ。かわいそーねー。」と。
ざっくばらんというかなんというか。
教え子は全く別の許可申請のために保健所を訪れていたのですが
隅っこで震えているダブを連れて帰ることに決めたそうです。

ちなみにその時は、
母親と兄弟が何匹も捨てられていて、
全員を助けることはできなかったらしいです。

②狂犬病の注射は自分でしなければならなかった。

③健康診断に連れて行ってもらっておらず、
捨てられたままの状態で譲渡されていたそう。
ダブをもらってきたはいいものの
元気がない。
食欲もない。
動物病院に連れて行ったらお腹の中は虫だらけだったとのことで
駆虫剤を投与。

よかった元気になって。

それを考えると
今は捕獲したあとは
動物病院で最低限のメディカルチェックをしてくれているらしく、
ドンメも駆虫剤投与済。
狂犬病の注射も済ませてくれていました。

13年で犬に対する状況、
改善されてきていてうれしいです。

あと13年たったら
もっと環境よくなるはず!
ドッグトレーナーさんとコラボしたり、
預りボランティアさん経由できたり
トライアル期間設けられたり
ミニドッグラン併設できたりしていたら
引き取りやすくなるだろうなぁ・・
と思う一方で
いやいや、野犬自体がいなくなっているといいなぁとも思います。

 

どんめのお母さん?だったかもしれない
保護犬も譲渡が決まったそうで、
ああ、よかった。

ドンメの恐怖心はなかなかなくならないのですが
そういういい話を聞くと
明日からまたのんびりがんばれそうです。

(まなみ)

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