新しい家族

な・なんといきなりですが、
新しい子をお迎えすることになりました。
名前はNIKE(ニケ)、雄、4歳。

みにょんの母犬と同じブリーダー「みちのくトリップ」さん出身。
なんだかみにょんと血がつながっている気がするのです。
生まれてからずっと災害救助犬として山奥で訓練を受けてきたとのことですが、
平たく言えばこの度救助犬を脱落し、
里子に出されることに。

大谷選手の飼っている「デコピン」と同じ犬種だと混同されますが
ブリタニースパニエルと言われるフランス原産狩猟犬で、
デコピンとは別犬種です。

まずはトライアルで1週間、
我が家にお泊り予定だったのですが
私、4日目で音を上げました。
破壊力・行動力・落ち着きのなさがすごすぎて、
私の能力ではこのまま飼うのは無理と判断。

間に入ってくれたドッグトレーナーさんにSOS出したところ
しばらく預かって家庭犬としての生活訓練をしてくれることとなりました。

聞けば、災害救助犬訓練所というのはなかなか厳しいところで
人間から可愛がられるというか
家族の一員としての暮らしはもちろんしたことがなく、
訓練時以外はクレートの中で過ごしていたそう。

つまり家庭に入ったのは我が家が初めてとのことで、
どうしていいかわからんかったのでしょうね。
おまけに訓練所では訓練されるのが当たり前で
クレートから出るということは人間の指示に従って何か行動することを指し、
そうすることでしか誉められないわけです。

私はドンメと同じようにみんなでまったり昼寝でもしようぜ・・というつもりで
クレートから出してしまったので、
「俺は何したらいいんだーーー???」
「指示がないよーー」
「注目されるために何しよう!」
「ここはどこだ?? 家庭ってなんだ?!」
「興奮するぜーー!!」
ってな感じで抑制きかず、
恐ろしいことになってしまったわけです。

毎週、ドンメもつれてできる限りNIKEに会いに行くこととしたうえで
2か月~3か月ほどのトレーニングを受けてもらっています。

ドンメと違って人間大好きなので
ウラサワ弁の顔をいきなりぺろぺろし、
彼もまんざらでもないご様子。
「かわいいな」という発言も飛び出しました。
(ウラサワ弁は「犬嫌い」だと自認しています)

さてさて、
どんめとNIKEとの生活は今後どうなっていくのでしょうか。
ワクワクと心配が入り混じっておりまする。

(まなみ)

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