なんこ
ご存知でしょうか。
「なんこ」
これ、馬の腸のことです。
道内の空知地方で昔から食されてきた郷土料理。
どうやら炭鉱の町で愛されてきたようです。
父が空知出身なので
ときどき手に入りますの、なんこ。
「なんこ」とは「南向」だったそうで。
昔は馬はなくてはならない動物で、
馬と食べると口に出すことがはばかられたので
「午の刻」すなわち昼の12時に太陽が南を向くことから
「なんこ」と言われたらしく。
そういういわれもおもしろいですね。
今でも空知では居酒屋、焼肉屋、はては温泉の食堂でも食べられるようです。
写真のように鍋にするのが多いようですよ。
ごちそうさまでした!
(真奈美)