なんこ

ご存知でしょうか。
「なんこ」

これ、馬の腸のことです。

道内の空知地方で昔から食されてきた郷土料理。
どうやら炭鉱の町で愛されてきたようです。

父が空知出身なので
ときどき手に入りますの、なんこ。

CIMG1777牛よりも脂っこくなくて
柔らかいです。

「なんこ」とは「南向」だったそうで。

昔は馬はなくてはならない動物で、
馬と食べると口に出すことがはばかられたので
「午の刻」すなわち昼の12時に太陽が南を向くことから
「なんこ」と言われたらしく。

そういういわれもおもしろいですね。

今でも空知では居酒屋、焼肉屋、はては温泉の食堂でも食べられるようです。
写真のように鍋にするのが多いようですよ。

ごちそうさまでした!

(真奈美)

 

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